びおら@こあら

びおらとともに悪戦苦闘のそれでも楽しい日々@ドイツ。 ドイツ生活、音楽のことなどをのんびりヴィオラ弾き目線で書いています。

ドイツで暮らす

いろいろあった7月前半戦。前編。

7月も後半に入りましたね。

ドイツが勝ち進んでいたため、ワールドカップが盛り上がって
その上、仕事はシーズン終わりにむけてのラストスパート。
何かとすることの多い前半戦でした。

お世話になっているお姉さんの子供たちとサッカーを観る計画があれば
クッキーを焼いてみたり。
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うーん、サッカーボールには…見えないかなぁ…
くまちゃんの顔は、彼女のムスメちゃんが作ってくれました。
表情がイロイロで可愛い…

うちには
留学したての頃、すーっごく面倒をみてくれたクラリネットの友人が
「ドイツ語の勉強になるよ」
と譲ってくれた旧型のテレビがあります。

カールスルーエ~シュトゥットガルト~ヴィースバーデン
と、全ての引越しについてきてくれている現役!

しかし、みんなでサッカーを観るにはちょっと画面がミニ。
なのですが、どうしても新しいテレビを買う気が起こらなかった私。
でも、サッカーは楽しみたい…

と、悩みに悩んだ挙句

プロジェクター購入!
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家の壁に映して…おぉ~
何も飾っていない、のっぺらぼうの壁が、こんなところで役に立つとは…(汗)

私の大好きな選手のインタビューも
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ばっちり!!

というわけで、お子様に来ていただいてものんびり観る事ができて
なかなか満足のいく選択でした。
サッカーくらいしか観ないのに、大きなテレビがリビングにあるのって…
掃除が面倒な私には向かないですし

アマチュアオーケストラのエキストラに、コッソリ行かせてもらったときは
ちょっぴり早く行って
建物内のレストランで観戦。
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職場では、食堂で観戦。

にわかファンなのに
ひたすらサッカー漬けになっていました。

ドイツのバーベキュー味付けの謎

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夏になったら、お庭かテラスでバーベキュー。

というのが
どうやらドイツの定番のようで
だんだんと暖かくなってきたら
スーパーの肉売り場は無条件に拡大され
ケチャップやマヨネーズの種類がとたんに驚くくらい増え
大きなBBQ専用コーナーが店の真ん中に設置され
大人たちは、誰がどんな高級コンロを持っているか
とか、そんな話題で盛り上がるようになります。

今の時期に街のスーパーマーケットを覗くと
バーベキュー用にマリネされている肉たちが、ずらーり並んでいます。

これはドイツだけなのか、ちょっとわからないのですが
BBQ用のお肉は、必ずといって良いほど下味がついています。
塩コショウといった、かわいらしいものではなく
「メキシカンチリソース」とか
「カレー味」とか
「にんにくハーブ」
とか…しっかりめ。
とりあえず
半真空パックのようなパッケージの中で
ソースにどっぷり漬かったお肉が定番です。

「出来合いのものはちょっと…」
というご家庭は
普通のお肉を買ってきて…
それでもやっぱりどっぷり漬けます。

それはそれで、お肉も柔らかくなるし
美味しいのは美味しいのですが…

そのこってり味付け肉を
さらに、バーベキューソースで食べるのは
私にとっては、ちょっと味付け過多。
ソースの味も濃いし、マリネソースの味が消えちゃう…
意味はあるのだろうかしらん。
でも
しっかり味のついたソーセージでも
ケチャップつけたりしてる人を見ると
もしかして、習慣なのかな?
まぁ、ソーセージは、塩辛いことが多いので
ケチャップや、マスタードの酸味が逆に必要なのかもしれないと
理解できるようになってきました。
そのケチャップにも塩は入っているのにね…
それならソーセージを薄味にしたら?
しかし薄味のソーセージなんてドイツには売ってないし~

せっかく味付けしたお肉に
更に凝ったソースをかけるのは
両方の味を意味もなく相殺しているだけのような

それなら塩胡椒で充分ですよね。

まだまだ分からないことがいっぱいです。


しかしこのところ
良いお天気と、イベントが続き(ワールドカップが始まりましたー!)
すっかり太ってしまったワタシ。

バーベキューで野菜を焼くということが
ほとんど無いので(ドイツ在住の皆さん、どうでしょうか?)
しっかり肉食になってしまったツケかも?



夏はすぐそこなのに、太っている場合じゃないー

そしてもう6月…

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あれよあれよという間に、ドイツは連日30℃越え。
すっかり夏がやってきました。

どうやら私は、このところ長年の夢が叶う流れのようで(笑)
先月は
ずーっと弾きたかったメンデルスゾーンのイタリア交響曲を弾くことができ
今月は
いま一番行きたいと思っている街。
に、行くことができました。

私の中で、留学先にドイツを選んだ理由はたくさんあります。

大好きな先輩が既に勉強されていたり
仲良くて信頼している友人たちが留学していたり
大学時代の室内楽マスタークラスの講師に来てくださったのは
ドイツ人の素晴らしい先生でしたし
大学卒業後に参加したヴィオラのマスタークラスで出会った
とっても魅力的なヴィオリストも、ドイツ留学中でした。

という、たくさんの理由に加えてもうひとつ。

ドイツの音楽が好きだということ。

一番好きな作曲家は、昔もシューマンとメンデルスゾーンでした。
ベートーヴェンに脱帽し、リヒャルト・シュトラウスに感激し、ブラームスにじーんとくる。

そんな音楽が生まれた土地で勉強できたことは
本当に大きな財産です。


さて
話がちょっと逸れましたが…

ドイツの次に、音楽が好きな国といえば
私は…イギリス!!

昔から、ホルストの大ファンで、エルガーは聴いても弾いても感動。
ヘンデルはそうでもないけど…(苦笑)パーセルは大好き。
フィリップ・スパークは、ブラスバンド時代お気に入りの作曲家の一人でした。

というわけで、ずっとイギリス、しかもロンドンに行ってみたかったのです。
去年、弟がイギリスに語学留学に来たときに
ガイドブックとイギリスポンドを置いていってくれるよう頼んで
眺めながら、いつか、旅にいけたら良いな…
と、考えていました。


願いは叶うもので


ロンドン公演のある仕事の依頼が来て
今月、二泊三日で行ってきましたー!

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そして、私が飛行機に乗るたび、トラブルが起きるんだったと…

改めて思い出したのです。


それはまた次回に…

ヴィースバーデンで観光といえば…

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ゴールデンウィーク後に、はるばる日本から遊びに来てくれていた大事な友人と
丸一日のお休みを使ってボンに行き
そのほかの日は、近郊でのんびりしました。

まずは、ラインガウへドライブ!
お気に入りの修道院へ行き
ワイン畑を近くで眺め(あっ!もうぶどうのちっちゃいのがなっていました♪)
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でも、お天気がちょっと微妙…

ワインを試飲させてもらって、購入。

その後、リューデスハイム近くまでドライブし
ライン川の(私の中での)絶景ポイントへ。
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この頃には、気持ちが良いお天気になりました!

昼食は日本から来たお客様なのに
ラインガウのお気に入りの(なぜか。笑)日本食レストランへ。

午後ヴィースバーデンに戻り
ヴィースバーデン名物のネロベルグ登山鉄道という
水を利用し動くケーブルカーに乗車。
木製の黄色くて可愛い車体で、それに乗って山を登ります。

「水って、一体どうやって?!」

と、いつも疑問に思っていたのですが…

ケーブルで繋がったふたつの車体が、山頂と麓にあり
上にあるほうに水を入れて
重みで車体が山を下るときに、下にある軽いほうを引っ張り上げながら進む。
という、いたってシンプルな構造!!
麓に着いたら当然タンクは空にされ、また上の車体には水が入れられるそう。

ウィキペディアにも日本語で説明されていました。
ネロベルグ登山鉄道

ヴィースバーデンやマインツの公共交通機関が運営しているので
例えば市内交通の一日乗車券などを持っていれば、そのチケットで乗れます。

山の上からはヴィースバーデンが一望できて、とても好きな場所のひとつです。

少し山を下れば
ヴィースバーデン市内のあちこちから見る事ができる、金色の玉ねぎ。
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ロシア正教教会。

2ユーロで中も見られます。
ちょっと覗いたらかなり狭そうなのでいつもためらっていましたが
こんなチャンスでもない限り、一生入らないような気がして(
思い切って中も見てみました。
中も金ぴか装飾と真紅の絨毯。
見ごたえはありますが、なんせ、コンパクト。
ミサがあっても15人も入れば満員御礼になりそうな感じでした。


街へ下ったあとは
本当はお気に入りのカフェに行きたかったのですが
ケーキの味よりドイツっぽさを優先して
中央広場近くの老舗カフェ、マルダナでお茶。
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見た目はまぁまぁ可愛いのになぁ…

結局いつものお気に入りカフェで、夕飯後のデザートと言い訳をつけて
ケーキとマカロンを買って帰りました
でも、久しぶりに会う友人とのお茶タイムって
驚くほど早く過ぎちゃう!
いくら時間があっても足りない感じです。


はじめて行ったといえば
ロシア正教教会の中だけではなくて…
ずっと行ってみたかった
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マインツのサンクト・シュテファン教会。

シャガールのステンドグラス、もう、色が綺麗で…
感激しました。
夕方だったからちょっとひっそりしていて
それがまた青いガラスから入ってくる光の色と、とっても合う、温度。
ここはホントに行って良かった!
また絶対行きたいです
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あの方を訪ねて小旅行☆

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日本から大事な友人が遊びに来てくれていました☆

丸一日お休みだった日曜日、彼女の希望もあってちょっと日帰り小旅行!

どこへ行ったかというと…
このお方を訪ねに…
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じゃーん。

ベートーヴェンさんです。

9年ほど前に連れて行ってもらって、いたく感動した
ベートヴェンの生家。
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一家が住んでいたのはほんの数年だったようですが
今は博物館になっていて
ベートーヴェンが生まれた部屋があったり
ベートーヴェンが弾いていたオルガン、ピアノ
使っていた杖や補聴器などが置いてあって、見ごたえたっぷりです。

ハイリゲンシュタットの遺書や、死の間際に甥のカールに財産を譲るようにと書いた紙も、ファクシミリですが実物大(だと思う…)で読めて
ファンにはたまらんと思います

今回はちょっとリッチに
日本語のオーディオガイドをお借りして、じっくりまわりました。
ベートーヴェンが宮廷音楽家時代に弾いていた、ヴィオラが展示されていて
オーディオガイドでは、ビオラ界の巨匠タベア・ツィンマーマンがハルムート・ヘル先生と、このヴィオラで演奏した録音が聴けました。
そのビオラを目の前にして、音を聴くって、なんだか感激。

展示内容はいろいろと変わるらしく、また行きたいなぁと思います。


そのあとは、写真はありませんが
私の大好きなシューマンの、お墓参りを。
初めて行きましたが
緑あふれる、大通りに面しているわりに静かな墓地でした。
静かに眠っていてくださるようで、よかった…

その後は
彼女の持ってきてくれた、地球の歩き方様のお言葉に従い
ここへ。
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そして、ボンに別れを告げ、ケルンまで足を伸ばして
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ケルシュ。

結局、食べたり飲んだりするほうに目的が偏ってしまうのは
なぜかしら
プロフィール

こあら

こあらの説明書き
♪職業♪
音楽家(修行の身)

♪血液型♪
おおざっぱではなく
おおぼけでもなく
おおらかのO型(!?)
いいビオラ弾きを
目指しています。

♪趣味♪
読書
(片寄ったジャンルですが)
お菓子を作ること
(ふくらむ焼き菓子専門)
バレエ鑑賞
(弾くのも好き)

♪出身地♪
びわこのほとり
地元大好き!!!

♪現住所♪
ドイツの真ん中あたり

♪密かな特技♪
国籍問わず
ちびっこと仲良く遊べる
(遊ばれているという話も)

♪好きなもの♪
室内楽。リサとガスパール。水族館。トーマス・ミュラー。はるさめサラダ。ジゼル。冬。シューマン。明智光秀。眠れる森の美女。整理整頓。メンデルスゾーン。お茶の時間。雑貨屋さん。ラムネ。空港。きくらげ。パン屋さんに入った瞬間。さくらもち。フィギュアスケートと高橋くん。活字。プロコフィエフのロミオとジュリエット。天狗舞。お祭り巡り。J.L先生。パクチー。もちろん、ヴィオラ。

♪尊敬する人♪
祖父母。×2

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