2015年8月の二つ目の大イベントは
大津ジュニアオーケストラの30周年記念演奏会!

今年は、記念の重なる年だったようです。

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私自身がずーっと育てられてきたオーケストラ。
この30年の間に
オーケストラデビューからコンサートマスター(ヴァイオリンを弾いていた頃もあります…)、ソリスト(しかも憧れのヴァイオリニスト玉井菜採さんとのコンチェルタンテ)、ヴィオラの首席経験、と大事なことをたくさん学びました。

後ろで弾いていた頃は、まとめてくれるお姉さんお兄さんが頼もしくて
私もあんなふうになれたらなぁ…と思い。
だんだん時が経って、自分がちびっ子を引っ張っていくことになったとき
助けてくれた、少し年下のメンバー。
サポートする人の重要性も学びました。

随分長くジュニアではなくOGとして演奏に携わり
ここ数年、演奏会後卒業するメンバーに
団員がサプライズでメッセージを贈っていて
涙なみだでありがとうを言っている子たちを見ていると
仲間の大切さ、さまざまな年齢の子が仲良くなること。

そういうことが私にとってすごく貴重な経験だったなぁと
実感。


大津ジュニアオーケストラは
メンバー&卒業生のほとんどが
音楽家ではありません。
多くの団員が、趣味として音楽を始めて
趣味として続けているパターンです。
大津ジュニアでオーケストラを始め
10年後、某有名大学オーケストラのコンサートマスターに。
ってカッコイイ話、いまも続々!

私自身は職業での音楽家を選んでしまったけれど
本当の意味で音楽界を支えているのは、そういう若者なのでは…


何はともあれ、私は大感謝しているオーケストラです。


昨年は、30周年を目前にドイツ演奏旅行。
今年はホームタウン大津市の、びわ湖ホールにて記念演奏会でした。

OG、OBも演奏要員、本番のスタッフとしてやお子様連れで…と登場して
懐かしいやら嬉しいやら、話はいろいろ溜まっているわ…と
ワタシ、本番当日はぴょんぴょん跳ねながら
ホールを行ったり来たりしていました。(だから疲れたのか!)

ドイツからは義姉夫婦と
昨年のシュロス・ソリテュード演奏会のスポンサーであった友人が
応援に来てくれました。

管楽器のエキストラには待望のスペシャルゲストが。
一日目の練習で、到着と同時にお菓子の袋が渡される伝統(!?)と
練習会場の手前に、大きなカキ氷機が設置されているサプライズに
大津ジュニアらしさを感じていただけたかなぁ。
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役員のお母様は、プロのカキ氷屋さんのようでした。

そしてやはり昨年のドイツ公演にご家族で登場してくださり
アンコールのふるさとを一緒に歌ってくださった
カイザースラウテルン歌劇場の合唱団のお兄様。
素敵な奥様との連名で、心温まる電報が届きました。

「ドイツから電報届いたー!!!」

と、会場では大騒ぎ(笑)


たくさんの方に支えられて、本当に嬉しい限り!
どうもありがとうございました!!


ドイツから、スポンサーの友人が登場するということで
合宿時には暖かい手作りパーティが催され
ちびっ子はお茶会のホストを務め、大人メンバーは合唱を。
保護者の方がたのアイデアとおもてなし力には
毎回頭が下がります。
何がびっくりしたって、全部はここには書けませんが…
とりあえず、すごかったです。


こうやって、記憶をたどりながら書いていると
大津ジュニアオーケストラは

人生を学ぶことができる
オーケストラなんだなぁ



心から思いました。

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こんな可愛いクッキーがあるんですね…