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昨年は夏に大きなイベントが二つあったことなど
人とのつながりの大切さが身にしみた一年でした。

私の中途半端さや、忍耐力のなさに付き合ってくださった
すべての方々に感謝です!
どうもありがとうございました!



さて

毎年ささやかながら一年の抱負を立てているのですが
今年は未だにパッとしたものが思いつかず
そのせいもあって(完全なる良い訳)
2015年初投稿がこんな時期に…

これも毎年のことですが
漠然とした「こうなれば良いのになぁ」というような希望では
のんびりぼんやりしたワタシの気持ちを引き締めることは
(残念ながら)不可能。
ですので…

なにか具体的なやつを…

考え中です。



ところで
私の落書きの犠牲になった上の楽譜。
昨年秋から契約団員をしていた歌劇場オーケストラは
3ヶ月で卒業だったのですが
新年早々、仕事を分けてもらい
ニューイーヤーコンサートを弾いてきたときのもの。

私の大好きなメンデルスゾーンの、また新しい曲を知ってしまいました
美しきメルジーネの物語序曲
下半身が蛇である水の妖精メルジーネの恋のお語。
一見、人魚姫の物語のようです。
海の表面が波立っている様子や、海上での戦闘シーン(このあたりは私の妄想)
すっごく佳くできていて、さすがメンデルスゾーン。

このほかにも
ヘンゼルとグレーテルで有名なフンパーディンク作曲の
「眠れる森の美女」組曲
そんなんあったんやー!
フンパーディンクらしさがぎゅぎゅぎゅっと詰まった一曲でした。
すっごく良い曲でしたが、難しかった…

コンサートのオープニングは
ブルッフのオペラ
「ローレライ」序曲
そんなんあったんやー!の連続です。
ドイツの有名なローレライ伝説を基にしたオペラ、の序曲。
これもめちゃくちゃブルッフらしくて良い曲。

と、こんな感じの
「メルヘン」をテーマにしたニューイヤーコンサートでした。
テーマに沿って、おなじみのシュトラウスファミリーのワルツやポルカも
「妖精ワルツ」とか「ワルツ・オリエントからのメルヘン」とか
メルヘンちっくなプログラムでした。


ヨーロッパ各地では
いわゆる典型的な「ニューイヤーコンサート」もたくさん開催されています。
でも、こうやって趣向を凝らした、テーマ性のある(そしてワルツもある)
ニューイヤーコンサートって
弾くほうも聴くほうも、とっても新鮮で楽しいですよね。

私は好きな曲ばかりだったので
さらに満喫
かなり良い感じの2015年、スタートでした