WP_20140820_003
この夏、日本での最後の演奏会は
マーラーの交響曲6番でした。

どうもマーラーってあまり弾く機会ないし
なんだか慣れないから難しくって…


練習始まる前から
楽譜と格闘。
「いかにもマーラー」
という音の進行や跳躍が
弾き慣れない私は
まず読むのに時間がかかり
練習しても、どうにも格好がつかないし
本当に悪戦苦闘していました。

でも
二回の本番が終わる頃には
自分の中でもしっくりきていて
ホッと胸をなでおろし…

次の日ドイツに発ったわけなのです。


しかし
ドイツの自宅に帰ってきてみて
次の本番用にシェヘラザードの楽譜を探していたら
探しているものは出てこず
そのかわり

マーラーの
交響曲第2番、第5番
そして第6番が、なぜか二部
発見されました。
しかも自分でちゃんと練習した形跡が…

いつ弾いたのだろう…
さっぱり思い出せません。

記憶喪失だ。

もうちょっと覚えていたなら
練習もあんなに手間取らなくって済んだのにー