大津ジュニアオーケストラドイツ公演。
あと二週間弱と、日が迫ってまいりました。

先週は
共催のフィデリタス・クインテット名義の案内状を製作、送付。
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たくさんのお客様に来ていただけますように…


ところで
世間は夏休み!ということで
前の仕事場で大変お世話になった
歌劇場専属合唱団のお姉さまが帰省されました。

お姉さま、久しぶりの日本!
そこでの印象が

「自転車で専用レーンを走っても、誰も避けてくれない」

ということでした。

自転車道…
あるところには、日本でもありますよね。
そして最近では交通法も声高に言われるようになり
「自転車は軽車両」
という意識を定着させようと
キャンペーンが行われたりしています。
自転車道が無いところは、基本的に車道を走らなくてはいけないそうです。
(なんと3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金ですって!

しかし、そのような意識は日本ではあまり浸透していない気がします。

私自身も夏に帰省した折
北海道札幌に観光に出かけ、街中をものめずらしくフラフラきょろきょろしながら歩いていたら、すんごい勢いでつぎつぎ自転車に後ろから追い抜かれ、ひやりとしたことがありました。

ドイツでは自転車が車道を走らなくてはいけない規則が
かなりしっかり根付いています。
みなさんヘルメットもかぶって、車並みのスピードで
まさしく軽車両。
交差点にも、自転車専用の停止線が描かれていたりします。

そして日本からの旅行者にとっての重要ポイント

自転車道の上を歩かない

歩道の車道寄りに
自転車専用のレーンがあることがよくあります。
色分けされていたり
線が引かれていたり。

日本のようなつもりで
その境目をふらりふらりと歩いていたら
「ナニシテンネン、コラー!」
くらいの勢いで、ちりんちりんとベルを鳴らされ
さらに
よく分からないドイツ語で文句を言われながら
怒った自転車人に抜かされます。

一瞬ドキッとし
更にはちょっとムカッとしたりしますが
これは
自転車が正しいです

自転車専用ゾーンは
自転車のためにあるので
ちゃんとあけておかなくてはいけません。

自転車人たちも
じぶんたちの通行道に
まさか人が歩いているなんて!
という感じなので…
そりゃ、怒ります

逆に
歩道を自転車がブーンと走ってくることは
まずありませんので、ご安心を。


私が留学していた街、カールスルーエは
学生がたくさんで、しかも平らな土地なので
自転車人の数が半端ではありませんでした。

ドイツに上陸したてのころ
幾度、自転車に轢かれそうになったことか…


みなさんも、すこーし自転車道の存在に注意を払って
どうか楽しい旅になりますように!!