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もう二週間ほど前の事になりますが、ハイドンの天地創造を弾きました。

11月になると、ドイツでは一気にレクイエムばかりが演奏され始めます。
第一アドベントの前の日曜日(Totensonntag)までは、あちらでもこちらでも教会ではレクイエム。
宗教と音楽が密着しているのだなぁということを、とってもよく感じます。
アドベントが始まると、急に打って変わって、クリスマスを待ち望む雰囲気に。
私の好きなクリスマスマルクトが始まるのも、この時期からです。

ところで
天地創造は時期を選ばないらしく、特別の季節を除いて年中演奏されているように思います。
合唱団も歌いやすいのかな?バッハだと難しすぎるとか…
ちなみに、私が未だに驚くことは、教会にカントルと合唱団がいること。
カントル(ドイツ語ではカントーア/Kantor)は、教会専属でミサのときにオルガンを弾いたり、合唱団の指揮や指導をしたり、演奏会ではオーケストラも振ってしまう人。
ドイツの街中には、たくさん教会があるのですが(日本で、町なかのお寺に遭遇するのと同じくらいの割合かしら?)、全部の教会にカントルと合唱団が付属しているのかな…?しているのではないかと思います。
専属音楽監督と、合唱団。
当初は、勝手な思い込みで、ヨハン・セバスチャン・バッハがカントルであった、ライプチヒのトーマス教会くらい大きな教会にしか合唱団もカントルもいないのだと考えていました。
他の教会での演奏会は、どこからか皆さん出張されているのだと…
でも、どうやら違うらしい。
みなさん、ホーム教会で歌っているようなのです。
コレって、すごいことなんじゃないかと思うのですが…


さて、ドイツに来て最初の年以来、7年ぶりに弾いた天地創造。
ここの教会の天井いっぱいに星空が描かれていたのですが、
ひとつだけ流れ星が!!
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練習の途中に見つけて嬉しくなってしまいました。(この写真で見えるかな?)