ヴィースバーデンからローカル電車で20分ほど走った街、リュッセルスハイム。
そこで毎年行われているウィスキーメッセに行ってきました。
今回で5度目の開催だそうです。
昔の要塞の地下室で開かれるので、結構良い雰囲気。
メッセ自体は、去年までとほぼ変わらず。(2010年の様子)
入場料を払うと、グラスが引き換えでもらえます。
各出店者のところで、グラス分ウィスキーを買ったら、ここに入れてくれます。
定番から、オリジナル、めっちゃ古いものやめっちゃ希少なもの。
それがメッセ価格で試せるというわけ。
ですが
ウィスキーって、やっぱりそんなにたくさん飲めません。
というわけで私、二杯目にして凄いものを頼んでしまいました!
はぁ。素敵な色。
これで2clです。
世界で80本程度(詳しくは…忘れた…85本だったかな)しか造られなかった、今は亡き軽井沢蒸留所のウィスキー。桜。というネーミングでした。
もう多分買えないけど、買ったときは一本16万円()だったと、お店のお兄さんが説明してくれました。お兄さんももちろん試飲用のこれ一本のみを所有しているそうです。
以前来たときも思ったのですが、日本のウィスキーは、世界のウィスキーマーケットの中でかなり重要な位置を占めていて、たくさんの人がサントリーやニッカの今年何を何本ボトリングするのか…などということに、とっても注目しているのを感じます。
私は日本人だということも手伝ってか、日本のウィスキーが大好き。
独特の美味しい味がするんですよね…これが日本特有のミズナラ樽のせいなのかどうか…そこまでは良く知らないのですが何かぴたっとくるものがあります。
この桜ウィスキー。もうこの後には何も飲めない!というくらい、濃厚でたっぷりした風味。おかげでいつかのように酔っ払って帰り道の記憶がない。ということにはなりませんでした。
それでも最後に、奮発してもう一杯、軽井沢の能というのも試してみました。
今年ボトリングされた、これも希少価値ボトル。私より年上です。
やめておこうかと思ったけど、やっぱり試して本当に良かった
狙って、良いものを試すという作戦、なかなか私に合ってそう