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ドイツに住んで、丸5年と二ヶ月。


初めてドイツ語で本を一冊読み切りました。

感激


本の虫で、活字中毒なのに、ドイツに来てから

本が読めない!!!

というのが、最初はかなり辛かったです。


日本語の本を読んでしまうと、どっぷり日本語の世界に浸かってしまい、キャパシティの少ないこあらの語学脳はあっという間に日本語に塗り替えられてしまうのではないかと思っていましたので、
ドイツでは、できるだけ、できるだけ、日本語の本は読まないようにしていました。
日本にいる頃は一週間に5冊くらいは読んでいたのが、ゼロに。


ちーん。


目が寂しい。


ということで、最初はドイツ語の本も何冊か買ってみて、挑戦したのですが・・・


無理でした。(ノд・。) グスン(そりゃ、日本語のペースで読もうとするのが間違ってるのですが)



というわけで、読めないものにお金を払うのはもったいないので、その後は無料で配達される新聞や、無料でお店においてある雑誌などの記事を、読めそうなものだけ流し読み。

というので活字中毒の中毒症状を抑えておりました。


一番最近は、こあらの敬愛するシューマンのことをよぉく研究されている、ペーター・ヘアトリング氏のシューマンの小説を、なんとか半分読んだ。

のが最高記録でした。

面白いのですが、なんせ、文章が難しい。
考えて読んでいるうちに、だんだん何の話か分からんようになってくるんです。ふぅ。



そこで、登場したのがジョン・グリシャム「DER VERRAT」。調べたら日本語では「路上の弁護士」というタイトルのようですね。
ドイツ語を直訳すると、裏切り。という意味なのですが…随分イメージが違いますなぁ
ドイツ人には、ばぁんとインパクトのあるタイトルが必要なのだろうか。そんな気がします。
個人的には、日本語のタイトルのほうがしっくりきます。というか、英語のタイトルもそのまま「The Street Lawyer」のようですから…
あぁ、ドイツ人。(謎)


話がずれましたが、
この本、最後まで読めました。

弁護士の話なので、単語は多少なじみがないものが登場しますが、文章は簡潔で分かりやすい。
もちろん話も緊張の連続で、とても面白かったです。

私がドイツ語の本を楽しんで読める日が来るとは、思っていませんでした



彼の本、続けて読んでみようっと