こあら、このところ
去年研修生としてお世話になっていた、歌劇場オーケストラのシンフォニーコンサートにエキストラとして出演させてもらっています。

今日と、明日が本番。

不思議なもので、たった一年在籍していただけなのに、
とっても懐かしく、ちょっぴり「帰ってきた」ような感じがするものです。

ただ、曲がラヴェルの「ダフニスとクロエ」をメインに、ドビュッシー、メシアン、デュティーユ(と発音するのかな?)と、結構大変!
変拍子に頭が三角になりそうな、私注意
しかし、これもきっと慣れでしょう・・・。


今シーズンお世話になっているフィルハーモニー。
ここで、仕事が始まってから、ベルリオーズ、リムスキー・コルサコフ、リヒャルト・シュトラウス、マーラー、ストラヴィンスキーなどなど
以前歌劇場にいたときにはなかなかお目にかからなかった、大きな曲が目白押しでした。
これはとっても素晴らしい経験でした。なんせ、多くが有名な曲ばかりキラキラ
初心者ここで学んでおかなくては。
そういえば、ベートーヴェンの「田園」も、はじめて弾きました。

が、しかし、半年経った頃・・
「オペラが弾きたい!!!」
という、願望というか欲望というかがむくむくと頭をもたげてまいりました。
不思議なもので、オペラの「オ」の字も知らずに研修生を始めたのに、終わってしまっても、その短い間にすっかりオペラファンになってしまったその感激は残っているものですねぇ。
そして、不思議なもので、
そう思っていると、フィルハーモニーでの次の仕事が
R・シュトラウスのオペラのコンサート形式での演奏会だったり。
とっても難しかったけど、楽しく本番を終えました。

その後、やはりそれだけではまだまだオペラへの意欲がおさまらない私。
そうすると、やはり不思議なもので、
なぜか4年ぶりに学校のオケを弾くことに。
今回の演目は
チャイコフスキーのオペラ、「スペードの女王冠


こあらはこのところ、この練習のためにせっせとカールスルーエに通っております。
プレミエは来週!!
ところで、
やはり不思議なもので、
まだシュトゥットガルトに住んで5ヶ月目なのですが、カールスルーエの中央駅から出たときに
「帰ってきた」感じがとってもするんです。

不思議。