びおら@こあら

びおらとともに悪戦苦闘のそれでも楽しい日々@ドイツ。 ドイツ生活、音楽のことなどをのんびりヴィオラ弾き目線で書いています。

ドルチェ・ぷち♪女性ばかりの弦楽カルテット

夏の演奏会お礼と報告。その2

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8月に行いました、ドルチェ・ぷちでの復活ライブ。

当日は晴天。(暑かった!)

京都のど真ん中にある
人気イタリアンレストラン、ダニエルズソーレさん。
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京都らしく間口は狭く、中にいくにしたがって広くなるつくり。
素敵なエントランスは撮りそびれ。

奥にはテラス席も。
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こんな感じで、お店の一角に陣取り。
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セカンドヴァイオリンえりちゃまのチョイスによる
ビビッドカラーの譜面隠し。
雰囲気ぴったり!

どるちぇ
本番は、お客さんにすっごく盛り上げていただきました。
予約で満席のレストラン。
最後はブラボーを嵐のように投げかけてくださって…
メンバー一同、大感激でした。
カルテット4人の絆を再確認する出来事もあったりして
のちのち分かったことだけど
心がじぃんとなっていたのは
私だけではなかった様子。

ダニエルズソーレさんの多大なバックアップ
駆けつけてくださったみなさま
本当にありがとうございました。

当日はこんなスペシャルメニューを…
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もちろん、いただきました。
驚くくらいやわらかくって、ソースもぴったり。
シンプルなのに、奥が深く、とっても美味しかったです!

演奏前にいただいた自家製麺のパスタも
スタンダードなトマトソースとよく合って、美味しいことといったら…
お店の雰囲気も飾りすぎず、それでいておしゃれで
一人でふらりと行っても、オープンなカウンターに座ってゆっくりできそう。
次回もまたダニエルズソーレさんでライブさせていただけたらいいなぁ…。

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しかし、汗っかきな私は
この30分×2の本番中に

あせもができました。

テラス席を開放してくださってたので
もちろん仕切りのガラス戸はオープン。
それでも夜だったので
涼しい風もたまに吹き
熱気もありつつ、まさに地中海風のイメージ!

ですが

席が奥まっていたヴィオラの私と
セカンドヴァイオリンの位置は

無風。

ハーフアップにしていた髪形が災いして
本番終了後、首筋に無数のあせもが!!!

この夏、その後の演奏会では
ハーフアップはやめましたとさ


レストランライブのお知らせ☆

弦楽カルテット 
ドルチェ・ぷちの
レストランライブのお知らせです

_

8月19日(火)
京都で人気のイタリアンレストラン
「ダニエルズ・ソーレ」さんで
復活ライブをさせていただくことになりました。

京都市立芸術大学在学中の結成から
早…○年…
美味しいもの、スイーツに目がない女性弦楽カルテットとして
満を持してのレストラン復活ライブです

曲目は当日のお楽しみ。
美味しいイタリアンを思い浮かべながらの選曲は
とっても楽しいですね。

19時半と20時半の二回公演。内容は変わります。

平日の夜ですが
美味しいワインを傾けながら音楽をたのしみたい方
ちょっといつもと違うアフターファイブを計画されている方
弦楽器の音色にちょっぴり癒されたいという方
ドルチェ・ぷちの復活を応援しよう!
というかたも、そうでないかたも(笑)
みなさまのお越しを
ドルチェ・ぷちそろってお待ちしております♪


歳月人を待たず

このブログにも書きましたが、

以前、日本に帰る前日、例によって何も荷造りしていない状態で仕事に出かけた私。
シュトゥットガルトでの夜オペラの本番を終え、最終のICE特急に乗車。
これはマンハイムで乗換えないと、カールスルーエには帰れないのです。
それが、
マンハイムで夜中に50分待ち・・・困った月

「明日、超朝早いのに~!!怒炎


そういえば電球


あの辺りから電車運が悪い気が。
しかも、日本とドイツを行き来するときに限って・・・。


昨年夏、
日本ではリサイタルや、仕事、たくさんの友人と会ったり…と、充実の二ヶ月でした。
そして、最後の予定が、カルテットの演奏会。
いつものメンバーで、また演奏できる喜びはひとしお!!
毎年のように京都の泉屋博古館でのコンサートの後、今回は奈良の秋篠音楽堂でロビーコンサートをさせていただきました。

そのロビーコンサートの次の日にはドイツに向かうという、ちょっぴりハードなスケジュールを組んだ私も悪いのですが・・・ブタ



日本最後の週。
前もっていただいていた仕事の練習に行く前に、カルテットの合わせをする…
というような日が続いていて、かなりばたばたと過ごしておりました。
秋篠音楽堂のコンサートを最終目標に、マラソンしているような…走る汗

そして、本番。
たくさんのお客さんの中に、チラシにある私の名前を見て、来てくれたフライブルグで通っていた語学学校時代の友人と○年ぶりに再会!
それに、日本にいたときから旦那様、お父様ともどもとってもお世話になっている、素敵なヴィオラ弾きでもあるYさんも来てくださっていて感激!

などという嬉しいハプニングもあり、無事終了チューリップ


演奏会の後は、反省会と企画会議を兼ねての打ち上げが恒例!!
この機会に、個人的な意見や反省などを交換。
「ここだけの話」や、「実はこう思っていた・・・」という話ができる貴重な機会です。
うふドキドキ大

うふふ。。ドキドキ大ドキドキ大


ただ、問題が。

今回、奈良で打ち上げをしているということをすっかり甘く見ていたこあら。
夜10時半を目前にして、
「もっと話したいけど、そろそろ帰らなくては・・・」
と切り出しました。

そして、
お店を出て、滋賀に帰る電車を検索するも。

ない。

ないんです


朝の5時台まで。

ない困った

いや~ん!!!


最終電車がほんの数分前に、去って行ったところ・・・



いやぁ~~ん!!!!困った困った



「うちに来て泊まってくれたら」

というメンバーのEちゃまやRちゃまのお誘いに、心ゆれるも・・
お泊りさせてもらって、始発で帰って、7時過ぎに家について、11時半の飛行機に乗るためには7時半には家を出なくては。
ということは、

荷造りの時間がない。(自業自得…)

苦肉の策で、ともかく大阪へ。(これは正しかったのか?!)
心配そうに見守るEちゃまとRちゃまにいそいそと別れを告げ、大阪行きに乗車!
そこから温かく見守るHちゃまに別れを告げ、とりあえず京都方面へ!!
最終の高槻行きに飛び乗りました。

ふぅ。


落ち着いている場合ではないワタクシ。

高槻駅で下車。


落ち着いている場合ではないのですが。

落ち着いてタクシーを探す。

落ち着いて、質問。

「あの、滋賀県まで行ってもらえますか?」

落ち着いて更に質問。

「あのー、一万円しか持ってないんですけどお金



(ふぅカエル



というわけで、夜中にタクシーで帰宅。
無事に荷造りも完成して、次の日の飛行機は逃しませんでした。


そういえば、そのタクシーの運転手のお兄さん(新米さん初心者でした)と話が盛り上がって

高速の出口を逃す。

というハプニングもありましたが。


終電はちゃんとチェックしてから、打ち上げに出なくては。
ふぅぅ。

天高く馬肥ゆ

とてもいい季節になりました。


カールスルーエの空もすっかり秋模様。
道も黄色に染まり、澄んだ青と紅葉した木々のコントラストが美しいです。



さて、
すっかりご無沙汰。

先日あこがれヴィオリストのYさんから
「日記更新してね」
とのメッセージをいただき、いそいそと書いているこあらです汗


日本での演奏会の際は、皆様ホントーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
に、
ありがとうございました。


びわ湖ホール小ホールがほぼ満席
こあら、感無量でした。


ただ、演奏はなんとも悔いが残る結果となりました。
これを励みにがんばれよ、ということでしょう。
うん。
がんばる。


本当に、ありがとうございました。


***************************

さて、
その後カルテットの本番を二回。
これについても書き出したらきりがないのですが・・・

今回、7年目にして初めて、
カルテットでレッスンを受けました。
というか、
カルテットのレッスンを受けました。

え?
その、微妙な違いが、大きな違い!!!


だったのだなぁ。と、しみじみ思いました。


弦楽四重奏という室内楽の形態が、いかに特別であるか、いかに難しいものであるか、いかに時間を必要とするものであるか。
ゆえに、とっても奥が深くて楽しいものであるか。

他の室内楽とは全く違った弾き方をしなければいけないなと、改めて思いました。
弾き方というか、心の持ち方?

ほんとうに、とってもとっても、素敵な時間でした。
こんなに自分が感激する結果になろうとは、自分自身、思ってもみませんでした。

カルテットをできる喜びを感じながら、次の演奏会に向けて地道に腕を磨かなくては!!


***************************

さて、

ドイツに帰ってきて、一番最初の活動は
若者たちとの室内楽でした。

と、いうのは
音大にはまだ入っていない人たち。
つまり高校生くらいの、優秀な音楽学生の卵、それも、特別に音大の先生に優先でレッスンを受けながら育ち、入学がほぼ決定している(んじゃないかと・・・)若者たちです。

の、ためのマスタークラスが学校であって、それを手伝うという形で参加しました。

それは、
こあらにとって、単に「手伝う」というだけではなくて、大事件。
なぜなら

ビオラ界の大スター、タベア・ツィンマーマンが講師だったのです!!


ユーリ・バシュメット、今井信子ときたらタベア・ツィンマーマン!!



ヴィオラのマスタークラスじゃなかったのが恨めしいくらい・・・
とても素敵な3日間でした。

こあらは、ベートヴェンの6重奏。
弦楽四重奏+ホルン+ホルン。
で、受講。


う~ん、室内楽って厳しい。

でも、本当に素晴らしいレッスンでした。
室内楽とは、なんぞや。

カルテットのレッスンとはまた全然違うようで、でも大事なところはやはり共通していて。


彼女からは、しなやかな中に絶対貫かれている、厳しい芯のようなものを常に感じました。
私もそうありたいと・・・心から思います。


*******************

余談ですが、
若者たちは当たり前ですが、16~18歳。いや、もっと若いかも。

こあらは今年めでたく29歳の誕生日を迎えましたので・・・

彼らとは10歳以上困ったも歳の開きが・・・!!!


これは結構ショックです。
ジェネレーションギャップが・・・

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人は善悪の友による

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今年最後で一番の大イベント!

が、
ひそかに行われました。


なんと、
こあらが長年カルテットを一緒にしている
「ドルチェ☆ぷち」
のメンバーが、ドイツに来てくれたのです!!


事の発端は、夏にした演奏会(→コレ)の後。
そのときはぷちっとした種のような企画だったのに、日本にいる3人がその計画をどんどん育ててくれて…

なんと、実現してしまいました。

タダでさえ忙しい3人が、同じ時期に休みを取ってドイツに(もちろん自腹)で来てくれるという。
だんなさんの数日分のご飯を作ってでてきたというEちゃまはじめ、みんながいろいろなことに折り合いをつけてきてくれたおかげで、

ドキドキ大ドルチェ・ぷち IN Deutschlandドキドキ大

実現!

期間が短すぎて、コンサートを企画するところまでいかなかったのが心残りですが、わが師匠のレッスンをカルテットで初受講。
強行スケジュールで小旅行もし、オペラも見。
ばたばたした中で、ホントによく笑い、良く話し、合わせもし。

大学を卒業後始めたこのカルテット、既に5年目!
<こちらがまだ結成当初2004年のコンサート!>
<こちら2005年のコンサート> <2006年> <2007年春>

こあらが、留学するきっかけでもあり、ドイツで頑張ることができる原因でもあるこのカルテット。
頻繁にできるわけではないけれど、本当にいい仲間を持てたこと、感謝しています。

ほんとに幸せこあら。

カールスルーエでカルテットを組んでいるDちゃんに学校で会い、
「日本からメンバーが来てくれたんだよ」
と言ったら
「こあらにとって、最高のクリスマスプレゼントキラキラだね」
と。

ほんまに、まったくその通りやわプレゼント

本当にみんな、来てくれてありがとうハート



強行スケジュールのまま日本に帰って、すぐ仕事の待っていた3人が倒れていないことを祈ります・・・病院


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木冒頭の写真は、ハイデルベルグに行ったときに、ハイデルベルグ城から見た夕日!
夕焼けに染まるネッカー川と街の様子。ため息が出るほど美しかったです。
徒歩で山の上にそびえたつ城まで登った(そして、途中でこあらが道を間違えて遠回りになった)しんどさを、一気に忘れるくらいの情景でした。

これはハイデルベルグのクリスマス市@マルクト広場
後ろに写っているのが、マルクト広場にある聖霊教会です。


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グラスもちろん、グリューワインは飲みました。
ハイデルベルグのカップ、取っ手がハート型になっているのが可愛いハート
Rちゃまはここで屋台の『マッシュルーム丸焼き』にハマってしまわれます。
その後ずっと
シャンピニオン(マッシュルーム@ドイツ語)シャンピニオン」とつぶやいておられました。



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ところ変わって、シュトゥットガルトのクリスマス市木
これは市庁舎にのぼって、上から見た市庁舎前広場の様子。
シュトゥットガルトのクリスマス市は、ヨーロッパで一番大きいということで有名なのだとか。
ここであったかいはちみつワインを飲んだ4人。そのあと観にいったオペラでどうなったかは・・・・丸秘
さすがのHちゃまは、ちゃんと観ていたようです。
「ルーチョ・シッラ」の最後の部分、ちょっとすごかったよね。


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クラッカーおつかれさまでした~!
レッスン後、ケーキでぷち打ち上げ。
カフェに行ってゆったりするはずが、こあらの勘違いでカフェは閉店間際!困った
ケーキをお持ち帰りして、こあらはうすでのぷち打ち上げとなりました。
このくまちゃんマグカップ4色は、われわれの為にあったのだね。

プロフィール

こあら

こあらの説明書き
♪職業♪
音楽家(修行の身)

♪血液型♪
おおざっぱではなく
おおぼけでもなく
おおらかのO型(!?)
いいビオラ弾きを
目指しています。

♪趣味♪
読書
(片寄ったジャンルですが)
お菓子を作ること
(ふくらむ焼き菓子専門)
バレエ鑑賞
(弾くのも好き)

♪出身地♪
びわこのほとり
地元大好き!!!

♪現住所♪
ドイツの真ん中あたり

♪密かな特技♪
国籍問わず
ちびっこと仲良く遊べる
(遊ばれているという話も)

♪好きなもの♪
室内楽。リサとガスパール。水族館。トーマス・ミュラー。はるさめサラダ。ジゼル。冬。シューマン。明智光秀。眠れる森の美女。整理整頓。メンデルスゾーン。お茶の時間。雑貨屋さん。ラムネ。空港。きくらげ。パン屋さんに入った瞬間。さくらもち。フィギュアスケートと高橋くん。活字。プロコフィエフのロミオとジュリエット。天狗舞。お祭り巡り。J.L先生。パクチー。もちろん、ヴィオラ。

♪尊敬する人♪
祖父母。×2

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